私は、BeatsXというBluetoothイヤフォンを2年以上使っています。
本記事では、2年にわたりBeatsXを使ってきた私が、BeatsXイヤフォンを徹底的にレビューします。
BeatsXの最大のメリットを一つあげるとするならば、間違いなく『充電時間の短さ』と答えるでしょう。
あなたは、いざ外出しようと思ったときに、『Bluetoothイヤフォンの充電が切れていた!』と絶望したことはありませんか?
以前、BeatsXを使い始める前は、頻繁にありました。
これから外出だというときに限って、イヤフォンの充電がない。
充電するのをよく忘れていたので、何度も絶望していました。
特に、電車に乗るときって、イヤフォンをしていないと不安になるんですよね。
周りからの圧迫感があるというか。
そのため、イヤフォンを常々使用しています。
だからこそ、外出の際はイヤフォンが必需品なのです。
でも、このBeatsXのBluetoothイヤフォンを使ってからは、外出前に充電がなくて絶望することが減りました。
本記事で、BeatsXのメリットやデメリット、特徴を余すところなくお伝えしたいと思います。
では、まいります。
BeatsXの基本情報
まずは、BeatsXの基本情報です。
発売元:Apple
発売日:2017年2月11日
カラー:ブラック、サテンシルバー
価 格:9,800円(税別)
BeatsXの同梱物
- Beatsxイヤフォン
- 4つのサイズで用意されたイヤーチップ
- Lightning – USB-A充電ケーブル
- クイックスタートガイド
本体と充電器がセットなので、開けたらすぐに使うことができます。
BeatsXの豆知識
BeatsXのブランド名である、『Beats by Dr.Dre』(ビーツバイドクタードレ)は、ヒップホップ界の超大物ラッパーでありプロデューサーのドクタードレが設立したブランド。
Beats製品では、側面に大きく『B』と描かれたヘッドフォンが有名です。
のちにAppleが買収したため、今はAppleの中のブランドとして扱われています。
製品は、ヒップホップ界の重鎮が製作しただけあって、同価格帯では他を寄せ付けないクオリティです。
音は、低音を強調した音色に仕上がっています。
近年のEDM系ミュージックからロックまで、低音を効かせた音で音楽を楽しめます。
BeatsXの最大の特徴は充電時間の短さ。
ここからは、BeatsXの特徴について紹介します。
BeatsXの最大の特徴は、ずはり『充電時間の短さ』です。
BeatsXには、たった5分の充電で2時間再生ができる、急速充電機能『Fast Fuel』が搭載されています。
これ、実際に使ってみると、その充電時間の速さにとても驚きます。
BeatsXに出会う前までは他のBluetoothを使っていたのですが、比べ物にならないくらい、BeatsXは充電が速いです。
外出しようと準備しているとき、『あ、イヤフォンを充電するの忘れた!』と、絶望することがよくありました。
悪あがきで充電しても、結局全然充電されてなくてガッカリしていました。
特に、冒頭で紹介したように、電車に乗るときは周囲からの圧迫感があるので、イヤフォンを使って自分の世界に入り込みたい派です。
でも、よりによって電車に乗って出かけようという日に、充電していないことに気づく。
気づいたときには時すでに遅し。
諦めて、嫌な気分のまま外出することがしばしばありました。
しかし、このBeatsXに出会ってからは、そんなことは一切なくなりました。
たとえ、外出前に充電していないことに気づいても、たった5分充電するだけで、2時間も再生できるのです。
この急速充電機能には、本当に助けられています。
家を出る前に充電していないことに気づいても、5分充電すれば2時間は耐えられる。
基本的に、移動にはイヤフォンを欠かせない私でも、1日の外出で2時間以上もイヤフォンを使うことは、なかなかありません。
なので、むしろ5分の充電だけで、1日余裕で耐えられるのです。
これ、私のように充電を忘れる人が使ってみると、相当便利です。
一度BeatsXを使うと、その便利さから、他のイヤフォンは使えなくなります。
ちなみに、充電はLightningなので、iPhoneユーザーはそのまま充電器を流用できます。
もちろん、製品自体にも充電器は付属しているので、Androidユーザーの方もご安心ください。
BeatsXの使用感レビュー
ここからは、BeatsXの使用感についてレビューします。
充電時間の短さ以外にも、BeatsXには良い点がたくさんあります。
BeatsXの使用感を以下にまとめました。
- ワンステップでBluetooth接続可能。
- 最大8時間の長時間使用。
- Siri対応のRemoteTalk。
- 4つのサイズから選べるイヤーチップ。
それぞれ詳しく紹介します。
ワンステップでBluetooth接続可能。
iPhoneユーザーなら、Beats Xの電源を入れた状態で、『設定-Bluetooth』で対象デバイスを選択すれば、すぐにペアリングして使用できます。
パソコンなどによくある、難しい初期設定は不要。
ワンステップでスマホと繋がるので、設定が非常に楽です。
2回目以降は、BeatsXの電源を入れれば勝手にスマホに接続されるので、何もする必要はありません。
最大8時間の長時間使用。
最大の特徴では、5分の充電で2時間再生可能とお伝えしました。
実は、BeatsXは満充電すると、最大8時間もの使用ができるのです。
Bluetoothワイヤレスイヤフォンで8時間再生できるならば、ビジネスマンが通勤で使う想定ならば、1度の充電で1週間くらいは使える計算です。
充電の速さといい、最大8時間使えることといい、充電が面倒だと感じる人にピッタリのイヤフォンです。
Siri対応のRemoteTalk。
Siri対応のRemoteTalkって何?という方もいらっしゃると思います。
簡単に言うと、BeatsXに内臓されたマイクで電話に応答できる機能です。
首に下げているケーブルにマイクが内蔵されていて、そこから声を拾います。
つまり、イヤフォンを着けているときに電話が掛かってきても、そのまま応答できるのです。
ハンズフリーで電話に出れる。
これ、実際に使ってみるとめちゃくちゃ便利です。
最初は、ハンズフリーで電話をしている人を見たとき、『なんか独り言を言ってる人がいる』と警戒していました。
でも、今はビジネスマンの間では、移動しながらハンズフリーで電話をするなんて当たり前。
一度使うと、その便利さから、『なぜ今まで使わなかったんだ』と後悔しました。
それほどまでに便利なハンズフリー。
BeatsXなら、ハンズフリーで電話も可能です。
4つのサイズから選べるイヤーチップ。
イヤフォンを使うときに、一番気になるのはイヤフォン自体の着け心地ですよね。
耳に合ったサイズのイヤフォンじゃないと、耳が痛くなるのでストレスが溜まります。
でも、BeatsXなら大丈夫。
4つのサイズのイヤーチップが同梱されています。
この中から、自分の耳に合ったサイズを選べるので、サイズ感で失敗することがありません。
BeatsXの音質を向上させる裏技。
せっかくのBluetoothイヤフォン。使用感だけでなく音質にもこだわりたいですよね。
実は、BeatsXの音質を向上させる裏技があります。
付属のイヤーチップでももちろん問題ありませんが、音質を求めたいときに有効なのが、イヤーチップを変えること。
私のBeatsXは、イヤーチップを市販品に変えてあります。
使っているイヤーチップはこちら。
私は、昔から音にこだわりを持っています。
趣味でギターを弾いたり楽曲制作をしたりしているので、なるべく良い音で音楽を聴きたいという願望があります。
それこそ、昔はmp3のビットレートを変えて音質がどれだけ変化するかを、聴き比べするほどこだわっていました。
イヤフォンって、耳への密着感が音に大きく影響します。
密着感があるほうが、特に重低音の聴こえ方に迫力が出ます。
そこで、簡単にBeatsXの音質を向上させるために、イヤーチップを変える方法をおすすめします。
おすすめのイヤーチップは『コンプライ Ts-500』です。
このイヤーチップは、BeatsXにピッタリ合うので、簡単に音質を向上させることができます。
音にもこだわりたいという方は、ぜひコンプライのイヤーチップを試してみてください。
BeatsXのデメリット
最後に、BeatsXのデメリットも紹介しておきたいと思います。
BeatsXのデメリット、それは左右のイヤフォンが繋がっていること。
昔のイヤフォンなら左右のイヤフォンが繋がっているなんて当たり前のことですが、今やAirPodsのような耳に取り付けるタイプも販売されています。
左右繋がっているイヤフォンを選ぶか否か。
これは、あなたのライフスタイルで選択すべきかなと思います。
AirPodsのように耳に取り付けるタイプだと、いざ外したときは、どこかにしまわなければならない。
でも、左右が繋がっているイヤフォンならば、首にかけておける。
コンビニの会計などで店員さんの話を聞くために一回外すときなどは、BeatsXでも楽ですね。
あとは、値段でしょうか。
BeatsXは1万円以下で買えますが、AirPodsは2万円を超えているので、倍近く値段が変わります。
BeatsXのデメリットは正直言ってこれくらいなので、首にかけるのが嫌ならAirPodsでも良いかなと思います。
まとめ
- BeatsXの最大の特徴は、充電時間の短さ。
- 5分の充電で2時間再生可能。
- 1万円を切るBluetoothイヤフォンでは最高ランク。
2年間、ほぼ毎日のようにBeatsXを使っていますが、これまで壊れたことは一度もありません。
有線のイヤフォンは、『断線する』というような話をよく聞きますよね。
でも、私のBeatsXは、使い終わったら鞄に投げ入れているような雑な使い方で2年以上使っていますが、断線する気配すらありません。
使用実績からも、耐久性はとても高いと感じます。
Apple内のブランド製品なので、そのあたりは問題ないでしょう。
もし、Bluetoothイヤフォンの購入を検討しているならば、ぜひBeatsXイヤフォンを試してみてください。
以上が、『BeatsXイヤフォンのレビュー』でした!