皆さんは、『クロノトリガー』というゲームをご存知でしょうか？
クロノトリガーは、1995年に発売されたスーパーファミコンソフトです。
このソフトの発売当時は小学生でしたが、多くの人が買っていた記憶があります。
発売から20年以上が経った今でも、クロノトリガーは名作RPGとして受け継がれています。
クロノトリガーは、なぜこんなに多くの人に愛されているのでしょうか？
本記事では、クロノトリガーが名作RPGと言われる理由を探っていきたいと思います。
クロノトリガーには6つの魅力がある。
クロノトリガーには、6つの魅力があります。
それがこちら。
- ゲームの世界に引き込まれる魅力的なストーリー。
- ミニゲーム要素満載のイベント。
- 魅力的なキャラクターたち。
- シーンにマッチした音楽。
- 強くてニューゲーム。
- マルチエンディング。
それぞれ、詳しく解説します。
【魅力①】ゲームの世界に引き込まれる魅力的なストーリー。
まずはゲームの土台となる、ストーリーについてです。
クロノトリガー（時の引き金）というタイトルから、時間を連想させますが、まさにそのとおりです。
主人公のクロノ達が時代を行き来し、多くの仲間に出会い、未来に起こる悪夢（ラヴォス）から世界を救うというストーリーです。
原始、古代、中世、現代、未来が時間軸で繋がっており、それぞれの時代で起こるイベントをクリアすることで未来を変えていきます。
ストーリーが壮大で、まるで映画のように話が展開します。
【魅力②】ミニゲーム要素満載のイベント。
ストーリーだけでなく、ミニゲームもしっかりと作り込まれており、熱中出来る内容になっています。
特に面白いのものが、未来での『バイクレース』です。
スタート地点では後ろからの視点で始まりますが、レースが開始するとサイドビューになるあたり、スーパーファミコンとは思えない作り込みです。
【魅力③】魅力的なキャラクターたち。
クロノトリガーは、開発陣が豪華です。
ドラゴンボールの鳥山明氏、ドラクエのすぎやまこういち氏、FFの坂口博信氏が集まったドリームプロジェクトであり、当時はとても話題になりました。
中でも、鳥山明が描くキャラクターが最高です。
主人公たちは、いかにもドラゴンボール風の絵で、ドラゴンボール好きにはたまりません
しかし、クロノトリガーの魅力は主人公たちだけではありません。
じつは、敵キャラがとても魅力的です。
敵キャラはとても可愛く、しかも動きや表情の変化がついています。
この時代のゲームで、敵キャラに表情の変化があるゲームは珍しいのではないでしょうか。
【魅力④】シーンにマッチした音楽。
音楽も非常に完成度が高く、今聴いても色褪せていません。
主人公のクロノが住んでいる街にある『リーネ広場』では、明るい音楽でワクワクするような爽快感があります。
かたや、魔王が出てくる「魔王城」の決戦では、臨場感溢れる音楽であり、決戦の様子が見事に音楽で表現されています。
【魅力⑤】強くてニューゲーム。
一般的なRPGでは、一度エンディングを迎えた後にやり込み要素として、レベル上げやアイテム収集、クエストを全て攻略することなどがあります。
それが、クロノトリガーでは『強くてニューゲーム』というシステムを採用しています。
強くてニューゲームとは、全クリした時のレベル、所持品のまま、最初からストーリーをやり直せるものです。
これがあることにより、一度クリアした内容をじっくりとやり直すことが出来ます。
【魅力⑥】マルチエンディング。
強くてニューゲームでもう一度やり直すとしても、同じストーリーでは飽きてしまいます
しかし、クロノトリガーには、ここにも他のRPGにはない要素があります。
それは、ラスボスを自分の好きな時に倒しに行けるマルチエンディングです。
クロノトリガーでは、ラスボスを倒した時代、ルートにより、10以上のエンディングが用意されています。
そのため、全てのエンディングを観るということも、やり込み要素の１つとして確立されています。
まとめ
クロノトリガーは、ストーリーだけに限らずキャラクターや音楽にも親しみを持てるということが、発売から20年以上経過していても長く愛されている理由ではないでしょうか。
90年代に発売されたRPGでは、間違いなく上位にランクインする名作です。
今では、プレステ3やPSP、3DSなどのバーチャルコンソールや、アプリでもリメイクされています。
特に、DS版とアプリ版では、クリア後の隠し要素も追加されているため、おすすめです。
是非、皆さんもクロノトリガーの世界を体験してみてください。
