『今話題の2.5次元って、何?』
この疑問を解決します。
2.5次元を簡単に説明すると、アニメやゲームの原作をもとに実写化したもの。
でも、実写化というと、原作と程遠いものをイメージしがちですよね?
それもそのはず。皆さんの記憶に新しいものは、ドラゴンボールの実写化ではないでしょうか。
世界的に超有名アニメのドラゴンボール。それをハリウッドで実写化したところ、大失敗。
2009年に公開されたハリウッド版ドラゴンボールは、『原作と全く違う』『ガッカリした』と、ファンから酷評され、興行的にも大ゴケしました。
ただ、今回紹介する2.5次元は、原作の世界観を壊してしまうような実写化ではなく、むしろ、主人公の髪型や服装はもちろんのこと、その世界観まで、全てをリアルに再現したもの。
世界観がしっかり作り込まれているので、たとえ原作を知らなくても、めちゃくちゃ楽しめる!
本記事では、そんな2.5次元の世界を紹介したいと思います。
これを読めば、2.5次元を知らなかった人がその魅力を知ることができるのはもちろん、既に2.5次元にハマっている人も、2.5次元の魅力を再認識できます。
さらに、2.5次元を知ったことで、『原作も見てみたい!』と思った方に、原作のアニメや漫画を無料で見れる方法も併せて紹介したいと思います。原作を知ることで、2.5次元をより楽しめること間違いなしです。
では、まいります!
2.5次元とは?
まずは、2.5次元の世界を詳しく解説していきます。
2.5次元とは、アニメや漫画の世界を人間が演じる世界。
2.5次元とは、2次元と3次元の間の世界。
もともとは、ネットユーザーの間で広まった言葉です。
2.5次元とは、イラスト・アニメ風2次元の世界と実際の人間・実写による3次元の世界の、何らかの狭間を指す単語である。2.5次元とは、2次元的なイメージの3次元への投影か、またはイメージ自体の錯覚的・部分的な3次元化に適用される。
ただし、一般には人物または人格が存在するイメージにしか適用されない。たとえばモビルスーツのプラモデルによるジオラマを2.5次元ということは少ない。
出典:ニコニコ大百科
すなわち、アニメや漫画の世界を人間が演じる世界ということ。
2.5次元舞台というコンテンツ。
2.5次元には様々なジャンルがあります。
その中でも、漫画やアニメ、ゲームを原作として、その登場キャラクターを忠実に再現している3次元の舞台=2.5次元舞台が、最近流行りのコンテンツ。
実は、2.5次元舞台の歴史は古くからあります。
それが、宝塚。
宝塚歌劇団が演じる『ベルサイユのばら』こそ、2.5次元の先駆けと言っても過言ではありません。
1974年の初演から40年以上続いていて、500万人を超える動員数を誇る宝塚こそ、元祖2.5次元舞台と言えるでしょう。
それが、昨今では漫画やアニメ、ゲームを原作としたミュージカルが数多く公開され、話題となっています。
2.5次元にハマった理由。
ここからは、私が2.5次元にハマっていった経緯を紹介します。
最初に2.5次元を知ったきっかけは妻の影響。
私は、それこそ2.5次元という言葉すら知りませんでした。
そんなある日、妻からBlu-rayが欲しいという一言。
何のBlu-rayか聞いてみたところ、今やってるスマホゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化した公演のものだというのです。
(エースリー?舞台化?なんか良く分からない。ゲームを実写化した舞台ってこと?)
このような疑問を抱いていました。
さらに、妻が教えてくれます。
『A3!は、好きな声優さんが出てるゲームなの。それの舞台公演がBlu-rayで発売されるから欲しい。』
(声優?舞台?意味が分からない。ぶっちやけ、つまらないんじゃない?)
今となってはとても失礼な話ですが、2.5次元の世界を全く知らなかった私は、素直にこう思ったのです。
でも、妻が欲しいというなら買えば良いじゃんと思って、AmazonでBlu-rayを注文しました。
そのBlu-rayこそ、私が2.5次元の世界にハマるきっかけとなった、MANKAI STAGE 『A3!』〜SPRING&SUMMER 2018〜でした。
『A3!』の舞台を見て、2.5次元の楽しさに気づく。
2019年の2月頃、注文していた『A3!』のBlu-rayが届きました。
仕事が終わって帰ってきた妻と一緒にそれを見ていた私は、こう思いました。
(なんか、出演している人がみんなめっちゃリアルだな…!)
それもそのはず。ゲームの世界を完璧に再現するのが2.5次元ミュージカル。
役者の髪型や服装が、本当にゲームのキャラクターのように再現されている。
(これって、本当にゲームでもこんな感じなのかな?)
興味を持った私は、妻にゲームのアプリに出てくるキャラクターを見せてもらうことに。
それを見て、『全く同じじゃん!』と、驚きました。
ビックリするほど、ゲームのキャラクターが再現されていたのです。
さらに聞いてみると、舞台に出てくる会話も、ゲーム内で使われているのと同じものもあるとのこと。
ゲームをやっている人には、『あ、あのシーンだ!』と分かる。
でも、原作を知らない私でも、楽しめていたのです。
(これだけ再現されているなんて、2.5次元って凄い。というか、原作を知らずに舞台を観ているだけでも面白い。)
こう思い始めたのが、2.5次元の楽しさに気づいたきっかけでした。
『A3!』のBlu-rayを観ていたら子供もハマる。
それからというもの、夜ご飯を食べた後は、毎日のように家族で『A3!』のBlu-rayを観るようになりました。
すると、一緒に観ていた4歳の娘も『A3!』に反応し始めます。
子ども目線でも、ゲームのキャラクターが登場する舞台が面白く見えたのでしょう。
娘は、『A3!』に出てくるキャラクターの中でも、夏組リーダーの皇 天馬(すめらぎ てんま)が大好きな模様。
『オーイオーイオッオッオー!』と、一緒に歌っています。
子どもの観察力には驚かされます。
この後、数日もしないうちに、なんと子どもが舞台の踊りを覚えていたのです!
これには夫婦揃ってびっくり。
それからというもの、今度は子どもが『A3!を観たい』と言い始めるようになりました。
家族で一緒に2.5次元にハマり絆が深まる。
私は普段から音楽が好きで、色々な曲を聴いています。
でも、この頃は『A3!』の曲に注目していました。ちゃんと聴いてみると、意外と楽しい歌なのです。
それを口ずさんでいると、子どもも一緒に歌ってくれる。
なんだか、『A3!』をきっかけに、家族の絆が深まった気がして、嬉しいようで複雑な感じでした。笑
ただ、まだ2歳の息子には響かないようで、一緒に観ることはあまりありません。
時折、『おーいおーいおっおっおー』と歌い出すこともありますが、理解するのはもう少し時間がかかりそうです。笑
2.5次元舞台の魅力
2.5次元舞台の魅力は、2つあります。
魅力①:とことん再現された世界観。
魅力②:役者の演技力。
ここからは、2.5次元舞台にハマった私が感じた、2.5次元ミュージカルの魅力について解説します。
【魅力①】とことん再現された世界観。
先ほど紹介したように、2.5次元では原作の世界観がとことん再現されています。
髪型や服装だけでなく、役者の雰囲気まで似ているので、原作がそのまま飛び出てきたような気持ちになります。
特に、2.5次元の舞台は、テンポよく話が展開されるので、原作を知らなくても観ていて飽きることがありません。
【魅力②】役者の演技力。
舞台の主役は、役者です。
舞台に出演する役者は、ドラマのように単純な台詞だけが仕事ではありません。
ミュージカル調の音楽に載せた歌やアクロバティックな動きなど、カラダ全体を使う動きのある表現。
それを、原作のイメージを壊さないように表現する。
とても難しいことだと思います。
でも、観ていて違和感を全く感じることはなく、さらにはそれぞれのキャラクターも特徴が際立っている。
舞台を観ていて、その凄さが伝わってきます。
2.5次元の楽しみ方
2.5次元は、たくさんの楽しみ方があると思います。
それこそ、原作が好きで観る人はもちろん、私のように、2.5次元から知ることもあるでしょう。
ここで、私の考える2.5次元の楽しみ方は2つあります。それがこちら。
楽しみ方①:原作をきっかけに2.5次元にハマる。
楽しみ方②:舞台をきっかけに2.5次元にハマる。
それぞれについて、詳しく紹介します。
【楽しみ方①】原作をきっかけに2.5次元にハマる。
これは、妻がハマったパターン。
妻は『A3!』というイケメン役者育成ゲームをやっていたとき、たまたま、ニコニコ動画で配信されていた2.5次元舞台を観たそう。
そこで、再現度の高さはもちろん、『ゲームキャラクターが生きてる!』という衝撃を受けたとのこと。
そのほかにも、ゲーム内では基本的に1対1のキャラクター同士の会話で話が進みますが、舞台となれば、その会話をしている周りのキャラクターの表情なども分かる。
こんなことが、2.5次元舞台にハマるきっかけになったようです。
【楽しみ方②】舞台をきっかけに2.5次元にハマる。
舞台をきっかけに2.5次元にハマったのは、紛れもなく私や娘のこと。
それこそ、妻が買ったBlu-rayを観たことで、2.5次元の楽しさに気づき、ハマる。
『A3!』には、春組・夏組・秋組・冬組というグループ設定があり、最初は春組と夏組の公演をBlu-rayで観ていました。
Blu-rayには、複数の公演がパッケージされているのはもちろん、特典映像としてバックステージも収録されていました。
そのバックステージでは、俳優同士の顔合わせから舞台稽古、マスコミの取材対応まで収録されているので、役者が普段どんな人なのか、その素顔を知ることができるのです。
舞台をきっかけにハマると、役者を中心として2.5次元の世界にのめり込んでいくなぁということが、実体験での気づきです。
主な2.5次元舞台を紹介。
最後に、主な2.5次元舞台を紹介します。
ゲームを原作とした2.5次元舞台。
- A3!
- 刀剣乱舞
- アンサンブルスターズ!
漫画を原作とした2.5次元舞台。
- テニスの王子様
- 弱虫ペダル
- ハイキュー!!
- 幽☆遊☆白書
- 美少女戦士セーラームーン
- サザエさん
2020年には、あのデスノートもミュージカルとして公演が決定しています。
最新の公演についての情報は、『一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会』のサイトでチェックできます。
>>『一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会』公式サイトはこちら<<
2.5次元で舞台化されたアニメを無料で見る方法。
2.5次元舞台をより楽しむためには、原作のアニメを観ることをおすすめします。
原作でキャラクター達の特徴や動きを知ってから舞台を観ると、また新たな発見があります。
テニプリや弱ペダ、ハイキュー!!など、前項で紹介したアニメはBlu-rayやDVDでも視聴できますが、動画配信サービスなら無料で視聴が可能です。
特におすすめは、31日間の無料トライアルがあるU-NEXTです。
U-NEXTでは、アニメ全話が見放題で楽しめるうえ、タイトルによっては劇場版の映画までもが配信されています。
アニメと映画。これら全てが31日間の無料トライアルで楽しめるので、アニメや映画を視聴してみたい!という方には、U-NEXTがおすすめです。
U-NEXTがお得なポイント
- 31日間の無料お試し期間がある。
- 90,000本の作品を見放題で楽しめる。
- 無料体験期間に600円分のポイントが使える。
新規登録で31日間の無料お試し期間と600円分のポイントが付いています。有名タイトルは見放題に含まれることが多いので、ポイントは公開間もないような作品を観るときに使えます。
\クリックするとU-NEXT公式ページに移動します/
※無料体験期間中に解約しても、料金はかかりません。
※本情報は2019年8月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式ページをご確認ください。
以上が、『今話題の2.5次元って何?家族で2.5次元舞台にハマった父親が魅力を徹底解説!』でした。