『自分は自分、バカはバカ。の書評・要約を知りたい』
この悩みを解決します。
『自分は自分、バカはバカ。』は、ひろゆき氏(@hiroyuki_ni)が上梓しました。
ひろゆき氏といえば、誰もが知るインターネットの匿名掲示板『2ちゃんねる』の元管理人。
1999年に『2ちゃんねる』を開設し、日本のインターネット文化形成に関する基盤を築いてきたことで知られる。
現在は実業家に転身。今もなお、IT関連の開発やインターネット向けコンテンツ制作を事業とする会社の取締役として在籍しています。
本書は、ひろゆき氏が提唱する、『これからの時代を生き残るためのスキル』や、『世界が変わっても、自分だけはイージーモードで楽しく生きていくための方法論』が凝縮された一冊です。
今回は、『自分は自分、バカはバカ。』の書評・要約をしていきます。
では、まいります。
『自分は自分、バカはバカ。』の基本情報
まずは、『自分は自分、バカはバカ。』の基本情報を紹介します。
著者:ひろゆき(西村博之)
出版日:2019年4月6日
出版社:SBクリエイティブ
定価:1,300円+税
ひろゆき氏のプロフィールはこちら。
本名・西村博之。1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカのアーカンソー州に留学。
1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとしても活躍する。
2005年に株式会社ニワンゴ取締役管理人に就任。2006年、「ニコニコ動画」を開始し、大反響を呼ぶ。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
出典:自分は自分、バカはバカ。
本書は、序章から特別付録を含め、以下の7章で構成されています。
序章『自分だけがトクする』領域は広がり続けている
第1章 バカに振り回されない戦略的コミュニケーション術
第2章 厄介なヤツを味方につけるストレスフリーの仕事術
第3章 「他人の目」をスルーするスキル
第4章 自分の「資産価値」を上げるメンタル術
第5章 周りがどうなろうと「ノーダメージの個人」になれる
特別付録 ストレスフリーでいるために僕が『しないこと』リスト
全体を通してポイントとなるのが、以下のキーワード。
- 『イライラが消える!』
- 『対人関係が思いのまま!』
- 『基本、他人は『見下す』が勝ち。』
全208ページに、『一人勝ちメンタル』を手に入れるための22のテクニックが紹介されています。
『自分は自分、バカはバカ。』の要約まとめ
ここからは、『自分は自分、バカはバカ。』の要約について紹介します。
【要約①】イライラは 「納得できる自分ル ール 」で消える。
結局のところ 、「イヤなこと 」というのは、自分の思い通りにいかなくてストレスを感じるということです。
それならば、「自分の思い通りになること 」と、「自分の思い通りにならないこと 」を、切り分けておけばいい。
出典:自分は自分、バカはバカ。
人間は 『自分の力でどうにもできないこと 』を、イヤな感情として受けとめる。
『イヤな感情』が湧いてきたとき、『自分が納得できる行動パターン』を決めておくことで、対処がしやすくなる。
全てのの出来ごとを、『思い通りになること』と『思い通りにならないこと』の2つに分けると楽になる。
【要約②】「目の前の出来事 」に集中すると 、焦りが消える。
現状がうまくいっていないと感じていて焦っている人は、過去や未来のことを考えてはダメです。
出典:自分は自分、バカはバカ。
『過去』や『未来』のことを考えてもムダに不安になるだけで、基本的にメリットはない。
『過去や未来のことを考えるな』といわれてもかえって不安になるが、何か1つのことに『集中』できれば、ほかのことを考えなくなる。
今目の前にあることに没頭し、細かいところまでいろいろ考えを巡らせ、不安な気持ちに意識を向けない。
【要約③】「ベスト」よりも「ほどほど」が最強。
お金で幸せになれると思わない。ほかの人と比べない。突き詰めるなら、これだけ守っているだけで、そんなに不幸せにはならないと思います。
出典:自分は自分、バカはバカ。
日本は、他人を気にしなければ、『お金』を使わずに幸せになりやすい国。
日本が沈んでも、国の衰退と個人の幸福度は、ぜんぜん別物。
『お金で幸せになれるという考えをやめる』こと、『ほかの人と比較しない』ことで、幸せに生きられる。
『自分は自分、バカはバカ。』の書評
続いて、『自分は自分、バカはバカ。』の書評を紹介します。
書評②:自分の資産価値を上げる
【書評①】バカな人と賢く距離を置くための方法論が分かる。
バカな人と賢く距離を置くための方法論。
言い換えれば、バカに振り回されないための方法。
それを、本書では『戦略的コミュニケーションスキル』として、解説してくれています。
多くの人にとって、ストレスの最大の要因である『人間関係』。
人間関係で精神をすり減らしてしまうのは、避けられない事実。
ただ、そのストレスを真っ向から受け続けるだけでは、意味がありません。
バカをコントロールする力を身につけ、ストレスフリーな状態を保つ。
本書では、ビジネスパーソンとして会社で働く中で、どのようにしてバカに対処すれば良いのかという、具体的な方法論を学ぶことができます。
【書評②】自分の資産価値を上げる。
他人との競争=お金を使う競争になりがちである日本。
しかし、お金を使って得られる幸福には限界値があると、ひろゆき氏は言う。
『価値のついていないモノ』を、お金で手に入れることはできない。
それを踏まえたうえで、幸福度に影響するのは、お金でできることとできないことを、実感として理解しているかどうか。
普段できない体験をするためのお金の投資は、むしろ積極的にしたほうが人生は楽しい。
本書を読むと、物欲に振り回されるのは『いいカモ』になってしまっていることだと、気づかされます。
『自分は自分、バカはバカ。』を読むべき人
要約・書評を紹介してきました。
続いて、『自分は自分、バカはバカ。』を読むべき人を紹介します。
- 人間関係にストレスを感じている人。
- 他人と合わせることに消耗しきっている人。
- ラットレースから抜け出したい人。
上記のいずれかに当てはまる人は、本書を読めば悩みが解決されると思います。
特に、人間関係に強いストレスを感じていながら、自分の人生これで良いのか?と悩んでいる人に、ぜひとも読んでもらいたい一冊です。
私自身、他人と比べる癖があり、それが原因で過度のストレスに悩まされていました。
そんなときに本書と出会ったことで、他人と合わせることの無意味さや、人生で勝ち組になれる方法論を学ぶことができました。
バカに振り回されることなく自分の人生を生きていきたいという方に、ぴったりの一冊です。
『自分は自分、バカはバカ。』を読むべき理由
最後に、『自分は自分、バカはバカ。』を読むべき理由を紹介します。
理由②:ひろゆき氏が意識的に『やめている7つの習慣』が分かる。
それぞれ、解説します。
【理由①】人間関係で悩んでしまう理由が分かる。
職場の上司や同僚から受けるストレス。
その理由は多岐にわたり、現在の環境に悶々としつつも、諦めている自分がいる。
本書には、そんな悶々としたビジネスパーソンが、人間関係でのストレスを減らすための方法が満載です。
これを読めば、人間関係のどんな面に悩まされていたのかが明確になることはもちろん、解決に向けて一歩を踏み出すための方法が分かります。
【理由②】ひろゆき氏が意識的に『やめている7つよ習慣』が分かる。
本書の巻末には、特別付録がついています。
内容は、ひろゆき氏が幸せでいるために意識的に『やめている7つの習慣』について。
本書を通して、バカな人に振り回されて自分をすり減らさないための実践法について学べるうえ、巻末ではひろゆき氏が実践している内容も学ぶことができます。
ビジネス書に良くある、『ストレスフリーでやりたいことをやろう!』と謳う訳ではない、ひろゆき氏。
むしろ、現実と向き合い、どうすれば幸せになれるのかという方法を、読者に紹介してくれる。
高望みするだけで終わる内容ではなく、地に足をつけたリアルの中で幸せを掴む方法を学ぶことができます。
まとめ
『自分は自分、バカはバカ。』の書評・要約を紹介しました。
『自分は自分、バカはバカ。』を読もうと思った方は、Amazonや楽天でポチってみてください。
以上が、『自分は自分、バカはバカ。』の書評・要約まとめでした!