『東京で生活するのに、生活費が高くて車まで持てない。』
こう考えている方も多いと思います。
実は、東京で生活するうえで、車はさほど必要ではありません。
特に、都心に近づいていくほど、車は必要ないと言えるでしょう。
車を持っているのが普通。
免許を取得するのが普通。
こんな古い常識に囚われたまま、なんとなく車を買っている方もいるでしょう。
では、なぜ車がいらないのでしょうか?
本記事では、東京での生活に車が必要ない理由を紹介します。
車を持つことのデメリットについて。
実際に、車を持つことのデメリットについて考えてみましょう。
ここでは特に、コスト面でのデメリットを考えます。
【デメリット①】イニシャルコストがかかる。
1つ目のデメリットは、イニシャルコストがかかるということ。
車を購入するときに、早速イニシャルコストがかかります。
例えば、新車を買うとしても、軽自動車で100万円を超える価格です。
耐用年数が5年ならば、年間20万円。
10年ならば年間10万円のコストを先払いしていることと同じです。
車は、一度買っても数年で買い替えが必要なため、買い替えるたびにコストが発生します。
【デメリット②】ランニングコストがかかる。
2つ目のデメリットは、ランニングコストがかかるということ。
車を持っているだけで、駐車場代がかかります。
都心では、月に3万円以上の駐車場代が必要なところも珍しくありません。
そのほかに費用が嵩むのが、ガソリン代です。
走行距離に応じて加算されていきますが、乗るたびにコストが発生します。
さらに、車は乗っても乗らなくても必ず汚れてきますので、洗車代も定期的に発生します。
最後に、車検代です。
数年に一度、まとまった金額の支払いが発生するため、これも大きなコストとなります。
これらすべてが、ランニングコストとしてのしかかってきます。
車にかけるコストを家賃に当てるだけで、利便性がぐっと向上する。
車は、所有しているだけで、毎月数万円のコストか発生していることに気付きましたでしょうか。
どんなに安くても、1ヶ月に2万円くらいのコストが発生します。
家賃と合わせて考えるとどうでしょう。
例えば、家賃が8万円で2万円のコストが発生する車を所持しているならば、結果として10万円のコストが発生します。
そこで、あえて車は買わずに、車にかかる2万円を家賃に充当するのも一つの手です。
2万円を家賃に上乗せし、家賃10万円の家に住めば、よっぽど駅近で利便性が良い生活を送ることが出来ます。
車を持たずに生活するとどうなるか。
では、実際に車を持たずに、どのように生活していくのかを考えてみましょう。
東京には、電車やバスなどの交通手段が豊富にあります。
言い換えれば、車に対する代替手段が豊富にあるということです。
都心の一般道は良く渋滞します。
そこを車で移動するのは、苦痛でしかありません。
ここからは、都心でのメインの交通手段を見ていきましょう。
【都心の移動手段①】電車。
今更説明するまでもなく、都心には多くの鉄道があります。
主要駅では、乗り換えが難しいほどに電車が走っています。
JRを主要路線として、地下鉄が網目状に張り巡らされているため、どこに行くにしても、電車移動が可能です。
しかも、日本の鉄道は時間に正確であるため、車のように到着時間の変動がありません。
【都心の移動手段②】バス。
都心では、バスのイメージがあまりないかもしれませんが、実はバスの利便性がとても高いです。
大通りでは、複数のバス会社が乗り入れているため、1時間に30本以上のバスが運行していることも珍しくありません。
バスの時刻を気にせずとも、バス停に行けばすぐにバスが来るため、とても便利です。
車を持たないことのデメリットとは。
車を持たないことで考えられる一番のデメリットは、『買い物』での不便さではないでしょうか。
私自身、これまでは日々の生活に必要なものを買うときに、車がないと不便だと思い込んでいました。
しかし、それは単なる思い込みでした。
今では、車を持つより便利に買い物を済ませることが出来ています。
それは、『ネットスーパー』を利用することです。
ネットスーパーとは、西友やイトーヨーカドーなどのスーパーが展開しているサービスです。
野菜から日用品まで、なんでも揃っているネットのスーパーで欲しいものを選び、それを指定した日時に自宅に配送してくれるサービスです。
自宅への配送だと、送料がかかると考える方もいるかもしれませんが、5千円など一定金額をまとめ買いすると、送料が無料になることがほとんどです。
これが本当に便利で、わざわざ買い物に行く時間と労力、もちろん車で行くコストも、大きくカット出来ました。
必要なときにだけ車を準備すれば良い。
車を所有しているだけで、毎月数万円のコストが発生するため、1週間に1、2回しか車に乗らないのであれば、毎週レンタカーを借りたほうが確実に安く済みます。
レンタカーなら、1日借りても数千円で済みます。
最近はカーシェアリングも進んできており、必要なときにだけ車を用意するという方法が進んできています。
カーシェアリングを利用し、デートのときにだけ高級車を借りるということも可能です。
そのほか、都心ではレンタサイクルが整備されています。
地下鉄などの主要駅付近には、レンタサイクルのポートがあるため、目的地の近くまでは電車で行き、そこから自転車で行動することも出来るようになりました。
まとめ
- 車にかかるコストを、家賃に充当すると生活の質が向上する。
- 買い物はネットスーパーがとても便利。
- 必要なときにだけ車をレンタルする。
車を持つことが当たり前だと考えていると、乗りもしない車に、膨大なコストをかけるだけになってしまいます。
それより、車を持たずにどう生活出来るのか、より良い方法はないかと考えてみることが大切です。
皆さんも、今の生活を振り返り、不要なコストは削り、その分ほかに充当することで、生活の質を向上してみてください。
以上が、『東京での生活には車が必要ない。その理由を紹介します。』でした!