『ブチ抜く力の書評・要約を知りたい』
この悩みを解決します。
『ブチ抜く力』は、『ネオヒルズ族』や『秒速で1億円稼ぐ男』として一世を風靡した、与沢翼氏(@tsubasa_yozawa)が上梓しました。
書籍の伸びは止まったのですが7月31日に3千部追加されて現在10刷り10万6千部です。私にしては良く売れた方だと思っています、皆に感謝。今後は自然に少しずつ買ってくれる人がいたら十分。
ブチ抜く力(AMAZON) → https://t.co/eNRHrodvfdまた来年には、さらに良い本を書きたいなとも思っています pic.twitter.com/6vf8kOXgaq
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) August 14, 2019
『与沢翼って、まだいたの?』
こう思われる方も多いでしょう。
それもそのはず、与沢氏は、経営していた会社を解散させた2014年以降、日本を去っていたのです。
しかし、実はただ日本を去っていたわけではありませんでした。
本書が完成する2018年までの4年間の間に、与沢氏はとんでもない結果を残して帰って来たのです。
秒速で1億円稼ぐ男であった与沢氏が、再度の復活を遂げたのは、『ブチ抜く力』があったから。
本書では、そんな与沢氏の原動力である『ブチ抜く力』を実践するための方法論が凝縮された一冊です。
今回は、『ブチ抜く力』の書評・要約をしていきます。
では、まいります。
『ブチ抜く力』の基本情報
まずは、ブチ抜く力の基本情報を紹介します。
書名:ブチ抜く力
著者:与沢翼
出版日:2019年3月2日
出版社:扶桑社
定価:1,600円+税
与沢翼氏のプロフィールはこちら。
1982年11月11日生まれ、埼玉県出身。実業家・投資家。高校中退後、偏差値30から猛勉強を開始し、大学入学資格検定(大検)を取得して8か月で早稲田大学社会科学部に入学。
22歳、大学在学中にアパレル通販会社を起業。わずか3年半で月商1億5000万円の会社に成長させ、自身のブランドを渋谷109等の計7店に出店させるが、6年目に倒産。2011年、たった1人、手持ち10万円の資金からネットビジネス界に参入し、わずか半年で7億円を稼ぎ出す。2014年に日本法人を解散。同年、シンガポールの就労ビザを取得し、移住。2016年にドバイへ移住し結婚、一子をもうける。
現在は投資家として、株式、FX、不動産、仮想通貨、保険、債権、信託、外貨等に分散投資。ドバイやタイ、シンガポール、フィリピン、マレーシアなどを行き来しながら暮らしている。
出典:ブチ抜く力
本書は、以下の6章で構成されています。
第1章 基本の法則『全ての根底にある大原則』
第2章 ビジネスの法則『人と群れるな。誰とも組まず、単独で突っ走れ!』
第3章 投資の成功法則『勝負は、チャンスが来る前から始まっている』
第4章 健康の法則『一日一日を全力で。その積み重ねが大きな結果につながる!』
第5章 情報収拾の法則『情報収集も3週間。『一人突っ込み』を繰り返し、センターピンを掴まえろ!』
第6章 未来予測の法則『これからの世界で起きる事を予測し、逆算して今から動こう!』
全体を通してポイントとなるのが、以下のキーワード。
『人生』『ビジネス』『投資』『ダイエット』
誰もが経験のあることを切り口に、結果を出すためのマインドセットや方法が紹介されています。
全336ページ。
天国も地獄も知っている与沢氏が、一生をかけて守り抜いていこうと思っている絶対の法則だけを厳選した一冊です。
『ブチ抜く力』の要約まとめ
ここからは、『ブチ抜く力』の要約について紹介します。
【要約①】センターピンを掴め。
目的を達成させるために私が最初にやること。それは『物事の本質は何か』を考える事。これは必ずやります。つまり、その物事のセンターピンは何かという事です。
出典:ブチ抜く力
与沢氏が目的を達成させるために最初にやることが、『物事の本質は何か』を考えること。
物事の本質=センターピン。
センターピンとは、ボウリングの真ん中のピン。これさえ外さなければ、残り9本のピンを全て倒すことができる。
つまり、センターピンである『物事の本質』を的確に捉えさえすれば、物事は想像以上に上手くいく。
【要約②】勝敗を分けるのは『どれだけ種を蒔き続け、失敗を積むか』。
ただ、私と彼らとの大きな違いは、私が失敗を恐れず勇気を持って『種を撒き続けた』のに対し、彼らは恐怖心に負けて、そもそも『種を蒔かなかった』か『種を蒔いてみたけど途中で撒き続けるのを止めてしまった』だけです。
出典:ブチ抜く力
種が全て花を咲かせるとは必ずしも限らない。しかし、仮に失敗したとしても、大いなる成長がそこにはある。
小さいことは気にせず、失敗を恐れず、種を蒔き続け、どんどん失敗を積み重ねる。
種を蒔き続けているか?たったそれだけの違いで、成功者になるか否かが分かれる。
【要約③】自分で自分を殺すな。
辛くても自分の選んだ道で成長を積み重ねていけば、最後に得するのはあなたです。やらなかった事でする後悔は何の成長も残しませんが、やった後悔には経験と力が残ります。
出典:ブチ抜く力
思い切りやってみたいことをやるべきだということ。
仕事にしろ投資にしろ、やるも地獄、やらぬも地獄。どうせ同じ地獄なら、『好き勝手やった地獄』の方がマシ。
自分を信じ、人生が終わる最後の瞬間まで、ブチ抜き続けろ。
『ブチ抜く力』の書評
続いて、『ブチ抜く力』の書評を紹介します。
書評①:新しい挑戦をするときに大切なセンターピンの掴み方のコツが分かる。
書評②:これからも続く『個人の時代』の戦い方が分かる。
【書評①】新しい挑戦をするときに大切なセンターピンの掴み方のコツが分かる。
何か新しいことを始めたいと思ったとき、『失敗したくない』という不安が頭をよぎります。
しかし、与沢氏曰く、最短・最速でブチ抜くためには、センターピンを捉えることが不可欠であるとのこと。
それだけではなく、リサーチ期間を設けて、ひたすら知識を蓄えることも実践しているのだそう。
センターピンの捉え方とリサーチの方法を、自らが大成功を収めた『人生』『ビジネス』『投資』『ダイエット』をベースに、詳しく解説してくれています。
実際に取り組んだ例を詳しく紹介してくれるので、読んでいる側もイメージが湧きやすい。
読んでいて、自分にもできそうだ!と思わせてくれるうえに、実際にトライできるように詳しく解説されています。
本書で、新しい事に挑戦するための心構えや準備の仕方、成功に導く方法を学ぶことができます。
【書評②】これからも続く『個人の時代』の戦い方が分かる。
インターネットの登場で、個人の影響力が爆発的に拡大している今。
今後はもっともっと大きな規模で、個人が世界を席巻していくはずだと述べられています。
このような変化に気づいた人が、いつの時代も儲けのチャンスを見出せる。
そこで一目置かれる存在になるには、どうしたら良いのか。
ネット全盛の時代に、他人と差別化して生き残る方法。
それを、単に『ネットで目立つだけではない』戦い方を、教えてくれます。
本書で、これからの時代を生き抜くための方法論が学べます。
『ブチ抜く力』を読むべき人
要約・書評を紹介してきました。
続いて、『ブチ抜く力』を読むべき人を紹介します。
- 挑戦したい夢があるけど、現状から抜け出せずに悶々とした人生を送っている人。
- 失敗を恐れて、一歩を踏み出す勇気がない人。
- 最短、最速で人生をブチ抜きたい人。
上記のいずれかに当てはまる人は、本書を読めば悩みが解決されると思います。
特に、今の人生に閉塞感を感じ、自分の人生これで良いのかと悩んでいる人に読んでもらいたい一冊です。
私自身、人生に閉塞感を感じて、このブログを開設しました。
これから先、新しい事にチャレンジするための指南書として、まさに人生を変えたい人にぴったりの一冊です。
『ブチ抜く力』を読むべき理由
最後に、『ブチ抜く力』を読むべき理由を紹介します。
理由①:与沢翼が人生で見つけた成功法則を学べる。
理由②:お金だけではない、与沢翼の人間味や優しさを感じられる。
それぞれ、解説します。
【理由①】与沢氏が人生で見つけた成功法則を学べる。
人生において何度も成功を収めている与沢氏。
その裏には、達成したい目標のために、時間やエネルギー、コストなど、自分が持ち得る全てを賭ける与沢氏の覚悟があります。
『やり切って、もうこれいじょうはやりたくない。』
そう思うまでやり抜く与沢氏でも、挑戦する前は、『そんなのできるわけがない』と、周囲に言われる。
しかし、全ての逆境を乗り越えて成功を収める。
そんな与沢氏が実践してきたこと。
『とにかく一つの目標に全力を注ぎ込み、結果を出すまでやめない』
唯一無二のブチ抜く存在になるために必要なことが、本書にまとめられています。
【理由②】お金だけではない、与沢翼の人間味や優しさを感じられる。
『成金』
『秒速の男』
私が与沢氏を知ったきっかけは、電車広告などで登場していたシーンでした。
そんな派手な与沢氏ばかりを見ていたので、上記のようなイメージを勝手に抱いていました。
しかし、本書を読み進めて行くことで、そのイメージとは違う与沢氏を知ることができました。
むしろ、人間味があるうえに優しい人だなと、気づかされました。
冒頭に語られている、本書を書こうと思ったきっかけ。
さらには、本書の最後に語られている、家族との話。
これを読んだら、人間味や優しさを感じられずには入られません。
きっと、今人生に悩んでいるあなたにも、本書が寄り添ってくれるはずです。
まとめ
『ブチ抜く力』の書評・要約を紹介しました。
与沢氏が一生をかけて守り抜いていこうと思っている、絶対の法則だけを厳選した本書。
『実践している方法論を知ってもらう事で、誰かの人生を少しでも好転させることができるかもしれない。』
そう思って、書き上げた本書。
与沢氏の経験をベースに、人生で悩みを抱えている読者の背中を押してくれる。
そして、何かをやってみようと思って、行動することを後押ししてくれる。
『ブチ抜く力』を読もうと思った方は、Amazonや楽天でポチってみてください。
以上が、『ブチ抜く力』の書評・要約まとめでした!