『ブログを始めたいけど、どうすれば良いのか分からない』
『ブログって、どうやれば収益を上げられるんだろう』
ブログ初心者の頃は、何をしたら良いのか戸惑ってしまいますよね。
ブログの立ち上げから収益発生までは長い道のりです。
いわば、畑で野菜を育てるような感覚が必要です。
そこで、ブログの立ち上げから収益発生までの道のりをしっかり理解するために、ブログを農業に例えて考えてみようと思います。
農業は、毎日の手入れが大切です。手入れをしっかりすれば、野菜が育たないことはありません。しかし、安易に水やりサボってしまうと、野菜は簡単に枯れてしまいます。
毎日、コツコツと作業をしていく。これが、野菜を育てるために一番大切な考え方です。農業にこそ、ブログのように継続をしていった先に成果を得るための本質が隠されているのです。
この記事を読めば、ブログで稼ぐための本質が理解できるようになります。
『ブログは、コツコツと継続していかなきゃダメ。』このような話をよく耳にします。
まさにその通りで、ブログを育てるには、コツコツと作業をすることが求められます。
でも、あれもこれもやらなきゃいけないのがブログ。一体、何をすれば良いんだろうという悩みが尽きません。
そんな悩みを持つ方に向けて、本記事ではブログで収益を得るまでの道のりを4つのフェーズに区切り、ゼロから野菜を育てて収穫するまでに例えながら徹底的に解説します!
『これからブログを始めたい!』
『ブログを始めたけど収益発生までの道のりがイメージできない!』
このような方には、ぜひ読んでもらいたい記事です。
繰り返しになりますが、これを読めば、ブログで稼ぐための本質を理解できるようになります。
では、まいりましょう!
ブログは農業。耕作から収穫までを4つのフェーズに区切って解説。
農業を新しく始めるところから、野菜を収穫するまでには、4つのフェーズがあります。その4つがこちら。
【第1フェーズ】畑を耕す(ブログデザインなどのベースを整える)
【第2フェーズ】種まき(記事を書く)
【第3フェーズ】水やり(リライトしながら育てる。順位を上げる)
【第4フェーズ】収穫(成果発生)
それぞれのフェーズを、順を追ってみていきましょう。
【第1フェーズ】畑を耕す。(ブログを立ち上げる)
第1フェーズでは、畑を耕しましょう。
農業を始める(ブログを始める)としても、まずは野菜を植える(記事を書く)畑を耕さなければ、何もできません。
なので、ここでは畑を耕していきましょう。
畑を耕すために必要なことはこちら。
- 畑を選定する
- 畑の見た目を整える
まずは、畑を選定する方法を解説します。
畑を選定する。市民農園なのか、自分の土地なのか。
畑には、2種類あります。
- 無料で畑を貸してくれる市民農園(無料ブログ)
- 自前の土地を用意する畑(独自ドメイン取得、サーバー契約)
それぞれの特徴をまとめました。
市民農園(無料ブログ)
☑︎メリット
- 無料でブログを運営できる。
☑︎デメリット
- カスタマイズに制約あり。デザインは決められた中で選ぶ。
- 規約変更によりサイトが閉鎖する恐れあり。
- 独自ドメインを取得しなければ、アドセンスなどの広告による収益化は不可。
※2019年頃から、はてなブログ無料版でもアドセンスの審査に通ったという報告が散見されます。
アドセンス自体が定期的にアップデートされていたり、規約の変更がある場合もありますので、無料ブログで審査をしたいという方は詳しく調べてみることをおすすめします。
自前の土地(独自ドメイン取得、サーバー契約)
☑︎メリット
- ワードプレスなどのサービスで好きなようにデザインを変更できる。
- 独自ドメインなので、アドセンスなどの広告を掲載して収益化を図れる。
☑︎デメリット
- ドメイン代、サーバー代のコストがかかる。
- デザインをがっつり整えるには、プログラミングの知識が必要。
市民農園。自前の土地。どちらを選ぶべきか。
これからブログを始めたいという方は、どちらを選ぶべきか悩むところだと思います。そこで、この2つの大きな違いを解説していきます。
この2つの一番の違いは、コストです。
市民農園(無料ブログ)ならば運営にコストはかかりません。
一方で、自分で土地を購入して耕す(独自ドメイン取得、サーバー契約)ならば、イニシャルコスト、ランニングコストともに発生します。
どちらにすべきかの判断材料としては、『ブログで何をしたいのか』を軸に考えてみると、答えが見えてきます。
ブログでできることは、大きく分けて以下の2つ。
- とりあえずブログを作って、記事を書くことに慣れたい。収益化はまだ考えていない。
- 記事を書きながら積み上げて、ゆくゆくは収益化を図りたい。
前者のように、まずは無料で始めてブログを書くことに慣れていきたいのであれば、無料で貸してくれる市民農園(無料ブログ)を選ぶのが良いでしょう。
後者のように、ゆくゆくは収益化を考えているならば、自前の土地(独自ドメイン、サーバー契約)を準備しましょう。
ちなみに、市民農園(無料ブログ)でも、独自ドメインを取得することでアドセンスを利用することはできますが、無料ブログには、いつサービスが終了するか分からないというリスクがあります。
直近でも、GMOメディアサービスが運営している『ヤプログ!』という、2004年から16年間続いたブログサービスが終了すると話題になりました。
【重要なお知らせ】ヤプログ! byGMOのサービス終了につきまして
サービスが終了するにあたり、急いで記事を引っ越しするというような突発的な対応が求められますので、注意が必要です。
リスクを考えれば選択肢は自前の土地一択。
あくまで私の意見ですが、ブログを始めるならば自前の土地(独自ドメイン取得、サーバー契約)で立ち上げることをおすすめします。
ブログには、あなたが書いた記事がウェブ上に残りるという性質があります。それが何を意味するかというと、過去に書いた記事でも、検索されることで読者がやってくるのです。
ツイッターなどのタイムラインのように、一度書いたことが流れてしまうわけではありません。収益化をした場合、とっくの昔に書いた過去記事なのに、その記事から毎月収益が発生するなんてことも、よくあることです。
ブログの記事は、あなたの資産になります。
記事を積み上げていくことが、収益を生む資産を増やすことに繋がる。そして、資産を作りながらブログを育てていける。
この理由から、本気でブログを始めたい方には、自前の土地(独自ドメイン取得、サーバー契約)で始めることをおすすめしています。
ちなみに、本ブログはワードプレスをベースに、ドメインとサーバーには以下のサービスとプランを利用しています。
この2つは、それぞれの分野の大手サービスなので信頼があります。他のブログなどでもおすすめしているサービスなので、迷ったらココに決めるべきでしょう。
畑を耕すために時間をかけていても野菜は育ちません。自前の土地を用意すると決めたら、ちゃちゃっとドメインとサーバーを契約して次に進みましょう!
畑を整える。見た目をデザインする。
※本ブログでは、ワードプレスでブログを始めることを推奨しています。ここからは、ワードプレスで見た目を整える前提で話を進めていきますね。
畑の選定が終わったら、次は畑を整える(ブログのデザインを整える)作業です。
ワードプレス独自のサービスとして、テーマというものがあります。
テーマとは、ブログデザインのテンプレートです。テーマを選んで設定するだけで、誰でも簡単にブログの見た目を変えられます。
この手軽さが、ワードプレスが世界中に広まった理由でもありますね。
テーマは、大きく分けて無料テーマと有料テーマの2つがあります。
ワードプレスの無料テーマと有料テーマの違い。
無料テーマと有料テーマ、2つの違いはこちら。
- デザインが作り込まれているか。
- SEO対策が施されているか。
この2つの点に関して、有料テーマが無料テーマより優れていることは言うまでもありません。
ただ、無料テーマでもそれなりに見た目を整えることができますので、ワードプレスをこれから始めるという方は、無料テーマから始めても良いでしょう。
じゃあ、なぜ有料テーマを使用するの?といった疑問にもお答えします。
有料テーマのメリット。それは、作業時間を大幅に短縮できること。
畑を耕すことを例に紹介します。
土を掘り返し、雑草の根を切り、土を混ぜる。手作業でクワを使ってこれらの作業をするとなると、めちゃくちゃ時間がかかります。
そこで、有料テーマの出番です。
有料テーマとは、いわば畑をトラクターで耕すようなもの。トラクターに乗って畑を耕せば、手作業のときより何倍も何十倍も早く作業が終わります。
手作業で畑を耕すのと、トラクターで畑を耕すのでは、作業時間に天と地ほどの差があることは明白です。
副業でブログを始めた方には、有料テーマの購入をお勧めします。なぜなら、ブログのデザインは、凝れば凝るほど時間がかかります。それを、一発で解決してくれるのが、有料テーマだからです。
私も以前は副業でブログを書いていましたが、その頃はブログの作業時間を確保することが一番の課題でした。
普段の仕事や家事をやっていると作業時間がなかなか確保できませんよね。それなのに、デザインまで整えなくてはならなくて、とても苦労しました。
そこで、費用対効果を考えて、多少のコストはかかりますが有料テーマを買ってみたところ、見た目が一発で整ったのでとても便利でした。
どのテーマも、概ね1万円前後で購入できます。
高いと感じるかもしれませんが、収益化を目指すなら、あとから費用を回収すれば良いんです。どんな事業でも、初期に借り入れをして事業を回していきますもんね。
時間は有限です。気に入ったテーマがあれば、購入しておいて損はありません。
ちなみに、このブログのテーマは、有名アフィリエイターのひつじさんが作った『JIN』を使用しています。
テーマを購入してからはほとんどカスタマイズしていません。ポチッと設定するだけで、今見ているようなデザインになるのでおすすめです。
以下の記事で、『JIN』をより詳しく紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね。
【第2フェーズ】種まき(記事を書く)
第2フェーズでは、種蒔きをしましょう。
第1フェーズで畑を耕しましたので、次にするべきことは、種蒔き(記事を書く)です。
種を蒔くには、どんな野菜を育てたいか(ブログで言うジャンル)というイメージが大切です。まずは、育てる野菜を決めましょう。
育てる野菜を決める。ジャンルの決め方。
あなたには、育てたい野菜がありますか?
育てたい野菜の数によって、畑の方向性(ブログのジャンル)が変わります。
あくまで最初の方向性の話であって、もちろんあとから変えることもできますので、気楽に読み進めてみてください。
ここでは、2つのパターンが考えられます。
☑︎パターン①
ジャガイモを育てたい!キャベツを育てたい!
育てたい野菜が決まっている人➡︎特化ブログ
☑︎パターン②
玉ねぎだけじゃなく人参やトマトも育てたい。
色々な種類の野菜を育てたい人➡︎雑記ブログ
それぞれのパターンを詳しく解説します。
【パターン①】育てたい野菜が決まっているときのメリット。
パターン①のメリットは、一つの野菜について重点的にリサーチできることです。
育てたい野菜を絞ることで、必然的に一つの野菜に関する勉強量が増えるので、結果として深掘りできる情報が多くなります。(統一したテーマで読者に読ませるブログ)
【パターン②】色々な野菜を育てる場合のメリット。
パターン②のメリットは、幅広い野菜を収穫できる畑にできることです。
多くの野菜を育てていくので、その中から自分に合う野菜(ジャンル)を見つけられることがあります。
野菜の数は絞るべきか、多くの野菜を育てるべきか。
畑のスタイルは、どちらでも構いません。
最初は色々な野菜を育ててみて、途中から気に入った一つの野菜を育てることに方針を変更しても構いません。悩むようであれば、色々な野菜を育ててみましょう。
雑記ブログを書きたいけど、それでも記事ネタに困ってしまうという方は、こちらを参考にしてみてください。雑記ブログでのネタの見つけ方を解説しています。
育てる野菜(特化ブログor雑記ブログ)が決まったら、実際に種蒔き(記事を書く)をしましょう。
種を蒔く。記事を書く。
ここからは、実際に種を蒔く(記事を書く)作業です。
種を蒔くには、畑に対してどう種を蒔くかという全体計画(記事の構成)を考える必要があります。
ただ闇雲に種を蒔く(構成無しに記事を書き進める)と、どこに何の種を撒いてあるか分からなくなり(言いたいことが読者に伝わらない)、収穫できなくなります(収益に繋がらない)。
野菜をちゃんと収穫するためにも、まずは畑にどうやって種を蒔くか、計画を考えましょう。ブログで言うところの記事構成です。
今回は、今後の作業を楽に進めるために、テンプレートを用意しました。私が実際に記事を書くときに使っているテンプレートです。
ざっと、以下のような構成になります。
【リード文】誰に向けた記事なのかを明確にしよう!
- 読者の共感を得る文章
- 記事の概要
- 誰をターゲットにしているのか
- 結論
- 読んで得られること
【見出し①】テーマの根拠を提示しよう!
- このテーマにある背景、根拠
【見出し②】テーマから何を得られるの?
- テーマのメリット、デメリット
- 何をするべきか
【見出し③】夢を語ろう!
- 行動したあとどうなるのか
- どう人生が変わるのか
【見出し④】具体的にどうすれば良いの?
- 具体的な行動例
- おすすめサービスの紹介、リンク
【まとめ】分かりやすく要約しよう!
- 記事要約
- おすすめのサービスへのリンク
テンプレートは、そのまま真似してもらって構いません。毎回これを探すのは面倒なので、メモ帳にコピペしておくと便利です。
ただ、このテンプレートが正解というわけではありません。あくまで、一例です。
これまで、実際に試行錯誤してきた結果、このスタイルにたどり着きました。なので、あなたもこれをベースにしながらコロコロと変えてしまって構いません。
試行錯誤することであなた独自のスタイルを作っていけるようになるので、色々と試してみてくださいね。
ちなみに、書いた記事に広告を貼らなければ収益化はできません。広告を掲載するには、2つのパターンがありますので、続けて解説します。
広告の種類は大きく分けて2つある。
広告の種類は、大きく分けて以下の2つあります。
- Googleアドセンスなどのクリック型広告。
- ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と提携する純アフィリエイト広告。
それぞれの広告について、詳しく解説します。
Googleアドセンスなどのクリック型広告。
Googleアドセンスは、ブログでお馴染みの広告です。
広告のコードを記事に埋め込むと、自動的に記事の内容に合った広告を配信してくれます。その広告がクリックされるごとに収益を得られる仕組みです。
Googleアドセンスは、事前に審査が必要です。記事が全く無いブログでは審査に通りません。さらに、コンテンツとして有益か否かも問われます。
これは、クリック型広告の仕組みを考えてみれば理解できます。
あなたが広告を出稿する側の立場だとします。あなたの広告が、記事が少なく読者に有益ではないブログに貼られていたらどうでしょう?
広告としての価値が下がってしまいますよね。
読者から見ても、こんな変なブログに広告を出しているなんて、ヤバイ会社なんだなと思うかもしれません。
そのため、事前に審査が必要なのです。
そこで、まずは10記事程度、記事を書いてみてから審査に申請してみましょう。
2018年の年末以降、審査が厳しくなっていますので、もしかしたら審査に不合格になるかもしれません。
でも、諦めてはいけません。
Googleアドセンスの申請は何度でもできます。審査に落ちても、記事を増やしながら有益なコンテンツとして仕上げ、再度申請すれば良いのです。焦らず、コツコツと記事を書きましょう。
ASPと提携する純アフィリエイト広告。
もう一つの広告が、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と提携することで記事に広告を掲載できる純アフィリエイト広告です。
純アフィリエイト広告とは、主に一つの商品を紹介するための広告です。
純アフィリエイト広告には、たくさんのジャンルの広告があります。一例を挙げてみます。
- 物販
- 転職
- 脱毛
- プログラミング
- 金融
クリック型広告は、その広告がクリックされた時点で成果が発生しますが、純アフィリエイト広告は、成果が発生する地点が違います。
例えば、物販なら商品を購入されたとき。転職サービスであれば、無料の会員登録をされたとき。
成果が発生する地点は、それぞれの広告によって違いますので、各ASPで確認しましょう。
純アフィリエイト広告を使用するときは、ASPに登録しなければなりません。
登録は全て無料でできます。以下が、おすすめのASPです。
上記のASPは全て登録することをおすすめします。なぜなら、ASPによって、同じ広告でも単価が違うためです。
同じ広告でも、一番高い単価の広告を掲載するほうが収益を最大化することができるので、全部に登録して比較してみましょう。
ASPの登録や利用は無料です。ASPによっては提携する前にブログの審査がありますので、早めに登録を済ませて記事を書くための準備をしておきましょう。
以下の記事で、ASPの基礎知識から審査合格までの道のりを解説していますので、ぜひご覧ください。
【第3フェーズ】水やり、剪定(内部リンクを貼る。リライトして順位を上げる)
第3フェーズは、水やりや剪定など、日々の手入れの話です。
この手入れを怠ると、野菜は育ちません(収益は発生しません)。ただ、手入れさえしっかりしておけば、野菜は育つので安心してください。
ここからは、野菜を育てる(記事を育てる)ために必要な手入れをしていきましょう。
手入れは、大きく分けて2つ。
- 水やり(内部リンク)
- 整枝(せいし。ブログのリライト)
それぞれ詳しく解説します。
水やり。内部リンクを貼る。
まずは水やり(内部リンク)です。
よく育つと言われる野菜の種を蒔いても(どれだけ素晴らしい記事を書いても)、水やりをしなければ(読者が記事に至る導線がなければ)野菜は枯れてしまいます(アクセスは増えません)。
ブログは検索から読者がやってくるので、少し意味合いが違いますが、それでも、種を蒔いただけであとは読者宜しく!とはなりません。
種に水をあげて育てるように、記事にも内部リンクという水をあげて育てましょう。
これまで、あなたが蒔いた種(書いた記事)を一度見返してみましょう。すると、蒔いたときは気づかなかった関連性に気づきませんか?
Aという記事とBという記事は、内容が似ていて関連性がある。さらに、Cという記事にも関連する。
このように、似ているor関連性がある記事同士を、内部リンクを貼って繋げてあげましょう。内部リンクは、その記事にリンク先の記事URLを貼ればOKです。
直近に書いた記事であれば、『この前書いたあの記事と内部リンクが貼れるな』というイメージが湧きますよね。
でも、それだけではいけません。お互いの記事に内部リンクを貼ることが大切です。AからBの記事に行けるのであれば、BからAの記事にも内部リンクを貼りましょう。
これを繰り返すことで、あなたのブログ内で回遊性が高まります。すると、読者の滞在時間が増えてブログの価値が高まり、最終的には収穫にも繋がります。
整枝。リライトしてスタイリッシュな記事にする。
次は整枝(リライト)です。
野菜を育てるときは、伸び放題になった枝を切ったり、栄養を集中させるために、整枝(せいし)という作業が必要です。園芸でいうところの剪定(せんてい)です。
水をあげて育てると枝が伸びてきて、葉っぱ同士が重なり合います。すると、充分な日光を得られず成長に栄養を悪影響を及ぼすので、収穫量が減ってしまいます。
ブログでも同じことが言えます。
記事を増やしていくにつれ、同じような内容の記事を書いてしまうことがあります。テーマは違えど、切り口が似ていると、このようなことが起こります。
少し専門的な話になりますが、同じ内容の記事があると、Googleの検索順位を上げづらくなってしまいます。
そこで、整枝です。
同じような記事は、リライトして一つにまとめてしまいましょう。そうすることで、より詳しい内容の記事に仕上がるので、結果としてGoogleにも評価されやすくなります。
さらに、記事単体でもリライトを行いましょう。
ブログは、記事を書けば書くほどライティングスキルが上がってきます。あなたがブログを始めた頃に書いた記事と最新の記事では、ライティング技術がびっくりするほど上達していると思います。
そこで、昔の記事をリライトしてスタイリッシュに仕上げるのです。
リライトするときのポイントがこちら。
- 余計な言い回しはないか。
- 接続詞ばかり使っていないか。
- 文章は簡潔明瞭か。
これらのポイントをチェックして、記事をリライトしましょう。
リライトが終わったら、いよいよ収穫です。
【第4フェーズ】収穫(成果発生)
最後のフェーズは、収穫です。
第1フェーズから第3フェーズで、畑を耕すところから野菜を育てるまでたどり着きました。あとは、育った野菜を収穫するだけです。
ここまでしっかり手入れをしていれば、野菜は育っていますので、成果が発生するのを待ちましょう。
とはいえ、いくら待っても野菜を収穫できない!(成果が発生しない!)ということもあるでしょう。
野菜を育てるためには、ある程度のテクニックが必要です。
- 肥料を変えてみる。
- 水やり、整枝の方法を変えてみる。
野菜が収穫できないとお悩みの方に、参考となるテクニックをお伝えします。
これらの記事では、ブログで収益を得るためのテクニックを解説しています。記事を書くことに行き詰まってしまったときに読んでみてください。
まとめ
【第1フェーズ】畑を耕す(ブログデザインなどのベースを整える)
【第2フェーズ】種まき(記事を書く)
【第3フェーズ】水やり、整枝(リライトしながら育てる。)
【第4フェーズ】収穫(成果発生)
ブログを農業に例えると、ブログで稼ぐための本質が見えてきたのではないでしょうか?
ブログは農業と同じで、一朝一夕で収穫できるものではありません。コツコツと継続した結果、野菜が育つのです。
でも、しっかり手入れをしながら育てていけば、必ず野菜は育ちます。
ブログを始めようと思っている方も、ブログを始めてはみたものの道に迷ってしまった方も、この記事を何度も読み返して、長期でブログを育てるイメージを持ってもらえたら幸いです。
ブログは農業。コツコツと時間をかけて育てましょう。
以上が、『ブログを農業に例えたら収益化までにやるべきことが全て分かった。ゼロからブログを育てるまでの全作業を徹底解説。』でした!