皆さんは普段、本を読んでいますか?
『読みたいとは思うけど、なかなか時間がとれない』
という方や、そのほかにも新年の抱負として、
『今年こそ読書を趣味にしよう!』
と考えるものの、全然続かなかった経験はありませんか?
私も皆さんと同じで、本を読むことが苦手でした。
ただ、本を読めないことにも、色々な理由があると思います。
私は、好きなことには没頭するタイプなのですが、本を読むときだけは集中力が続きません。
何でだろうと考えてみたところ、本を読みながら他のことを考えてしまっていることに気づきました。
気づくと文章を目で追っていただけの状態になり、本の内容が全く頭に入っていないのです。
それだけでなく、集中できない原因のひとつとして、残りのページ数も気になっていたようです。
結局、数ページ読み進めているようでも、気づくと内容が全く分かっておらず、最初に戻って読み始めることばかり。
さらに、なぜか寝っ転がって本を読むことに憧れていたのですが、これがなかなかできません。
特に仰向けの状態では、本がだんだん重くなってきて、本を持っていることが苦痛になってしまいます。
こんな読書に向いてない私でも、ある方法を試してみたら、そこから急に本を読めるようになりました。
その方法とは、『電子書籍で本を読む』ということです。
読書のスタイルを、『紙の本から、電子書籍に変える』というたったこれだけのことで、これまで全く本を読めなかった私でも、驚くほどスラスラ読めるようになったのです。
それからというもの、読書が趣味のひとつですと胸を張って言えるくらい、本を読むようになりました。
今回は、本を読むことが全くできなかった私が、電子書籍にしただけでなぜ本を読めるようになったのかを紹介します。
紙の本に対する苦手意識
『電子書籍にしただけで本を読めるようになるわけがない』
と思っている方も多いと思いますが、事実、私は本を読めるようになりました。
そこで、『なぜ電子書籍に変えただけで本を読めるようになったのか』を探ってみました。
昔からなんとなく読書が苦手なのは分かっていましたが、それでもたまに本を読みたいなと思うことがありました。
そういうときは、本屋に行って気になる本を買ってきます。
家に帰り、いざ読もうと思って読み進めてみるものの、なかなか集中できません。
結局、全然読まずに平積みされていく本たち。
なぜこんなにも、本を読めないんだろうと考えていました。
ところが、あるとき、ふと気づいたことがありました。
それは、『本を読むのは苦手な一方で、ネットでコラムを読むことはできる』ということです。
スマホでネットサーフィンをしながら、色々な記事やコラムを読むときは、全然問題なく読み進められている自分に気づきました。
なぜ紙の本が読めないのに、ウェブではちゃんと読めるのか。
これを突き詰めていったとき、ひとつの答えにたどり着きました。
それは、
『スマホが自分にとって、なんの抵抗もないもの』
であったということです。
次は、このことについて詳しくみていきましょう。
スマホに対する抵抗が一切ない
私は1985年生まれで、ちょうど高校生の頃、個人でケータイを持つ人が増えていきました。
今は、ケータイが進化してスマホになりましたが、それこそ高校生の頃からずっとケータイやウェブ、スマホが身近にありました。
長い間、調べたいことがあれば何よりも先にネットで検索するような、今となっては当たり前のネット中心の生活になっていました。
これが、電子書籍ならば本を読めるという、ひとつの要因であったと感じています。
生活の中で、『スマホで文章を読む』ことが普通だったのです。
ネットサーフィンをしながら文章を読める自分に気づいたとき、
『もしかしたら、電子書籍ならば本を読めるのではないか!?』
と、思いついたのです。
電子書籍はネットサーフィンと同じ要領で読める
スマホなら普通に文章を読めることに気づき、
『電子書籍なら本を読めるのではないか』
と考え、電子書籍を買ってみることにしました。
実はそれまで、電子書籍を買ったことはありませんでした。
当時は、
『どうせ普通の本が読めないんだから、電子書籍でも読めないだろう』
という漠然とした考えがあり、電子書籍すら敬遠していました。
いざ、電子書籍を買ってみたところ、自分でもビックリすることが起きました。
なぜか、面白いほどスムーズに本を読み進めることができるのです。
『あんなに本を読むことに抵抗があったのに、電子書籍だとちゃんと読めている!』
と、驚く以上に嬉しさもありました。
なんでだろうと深く考えてみた結果、ひとつの結論に至りました。
それは、
『電子書籍ならば、ネットサーフィンと同じ要領で読める』
ということです。
ページをめくるのも、スクロールするのも、すでに身体に馴染んでいる行動です。
そして、画面を通じて文章を読むことも同様です。
普段の生活でネットサーフィンをするのと同じレベルで、本を読めるということが、本に対する抵抗を無くしてくれたのです。
本を持って読むという行動が苦痛だった
スマホで本を読むなら、手のひらで完結します。
一方、書籍は紙媒体なので、それを持たなければならないですよね。
この、『本を手に持つ』という行動が、私の中で馴染んでいない行動でした。
それこそ、本を手にするのは、教科書を読むときくらい。
唯一、本を手にしていた教科書を読むときも、基本的に机に向かって読んでいました。
これでは、寝っ転がって本を読むというスタイルができないわけです。
しかし、この問題も、紙媒体から電子書籍に変えたことで、一気に解決できました。
なぜなら、スマホは普段から寝っ転がって操作していたからです。
電子書籍ならば、普段寝ながらスマホを操作するのと同じ要領で、本を読めます。
前述したネットサーフィンと同じことです。
自分に馴染みがある方法を見つけたことで、理想としていた『寝っ転がって本を読むスタイル』ができるようになったのです。
紙媒体が苦手な方は勉強も電子書籍でするのがおすすめ
以上のように、私自身には『紙媒体に対する抵抗』があったことが分かりました。
このことに気づいてから、積極的に電子媒体を使うようになりました。
本を読むことはもちろん、例えば仕事で読むべき資料があるときなども印刷していましたが、今ではスマホを使って読むようになりました。
すると、紙媒体として読んでいた頃よりも、スッと頭に入ってくる感覚がありました。
他にも、勉強するときは、まずは教科書となる参考書を買うところから始めていたのですが、それも辞めました。
電子書籍で勉強するか、またはウェブで完結する勉強方法を取り入れてみたのです。
すると、これも同様に抵抗なく進められていることを実感しています。
まとめ
『本を読むことが苦手』だとしたら、それには何か原因があるかもしれません。
私のように、紙媒体が苦手なだけで、電子書籍ならばスムーズに読み進めることができるかもしれません。
これまで、紙媒体の本しか読んでいなかったのなら、電子書籍に挑戦してみるのも良いと思います。
紙媒体から電子書籍にするという、たったこれだけで、本を読めるようになるかもしれません。
今、本を読めるようになった私から言えることは、本を読むことは教養を深めるために最適な手段だということです。
このことに気づいたのがとても遅かったのですが、それでも本を読むようになってから教養を深められ、人生が充実していると実感しています。
読書が苦手だというあなたも、是非一度、電子書籍で本を読んでみませんか?
この記事が、あなたの人生を充実する一端を担えれば幸いです。